見守り安心コラム

ロックで呑みやすく手軽なウイスキー

気分転換やうたいのーしー(疲れを癒す)をするので、ロックで呑みやすく、できれば2千円以内のウイスキーを紹介してくれと頼まれました。色々と思案しますが、その条件を満たしてくれる美味しいウイスキーは「ブッシュミルズ」と自信を持ってご紹介します。                     

ブッシュミルズはアイリッシュウイスキーに類します。スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキー・バーボンウイスキーは蒸留を2回行いますが、アイリッシュウイスキーは3回蒸留する技法で、アルコール度数80%程度となり、よりピュアなアルコールに近くなっていきます。           

そのため、軽やかでスムースになり、しっかりとしたモルトの味わえるい、上品なウイスキーです。アイリッシュウイスキーというと、シングルモルトで高価な商品も多く、中々手が出しにくいですが、ブレンテッドであるということを差し引いても価値ある一品です。

日本では、ジャックダニエルやアーリータイムズと同様にアサヒビールが取扱っていますので、他の輸入ウイスキーより、価格的にも安く買い求められると思います。呑み易いと「ついつい」と多量になってしまいます。アイリッシュウイスキーは「よんなーよんなー」楽しむことをおススメします。    https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/liquorworld/brand/bushmills/

  

美濃のマムシは長男より娘婿の力量を評価

斎藤道三の出自は、武将ではなく油売りというお話は多くの人が知るところです。一介の商人から下剋上を繰り返し、美濃国主にまで成り上がった人物です。娘の帰蝶は「織田信長」に嫁いでいます。  道三は信長との顔合わせで、その振舞に、器量の大きさや洞察力の鋭さを見出し、「我が息子らは、いずれ、あのたわけの門前に馬をつなぐ(家来になる)ことだろう」と語ったお話も有名です。

そのため、長男の義龍に家督は譲ったにも関わらず、内政や外交については実権を握り続け、信長贔屓でもあったため、信長の支配下に入るのではないかと、長男や家臣から反感を買い、親子での戦の結果最期をむかえることになりました。

家族経営の会社で例えるなら、創業社長が長男に事業承継したものの、社内にいる娘婿の器量に、会社の行く末を見出していたケースに似ているのではと思った次第です。もし、会社であれば、道三の持ち株を義龍に譲渡せず、後々、信長に託す選択が取れたと思います。

家族経営はオーナーの所有する自社株の行方で、経営が左右されるケースが多いので、会社の将来をしっかりと見据え、最適な環境をつくり、最適な人材に託していくことが肝要です。

昭和歌謡「呑んべぇのコミックソング」

今回は1979(昭和54年)12月にリリースされ、翌年以降も長く流行ったバラークダの「日本全国酒飲み音頭」のご紹介です。いわゆるバブル時代が1985年頃から始まったと言われますので、バブルに影響を受けない、吞んべぇの為のコミックソングです。                         1月~12月の行事や風物詩にかこつけて、酒が呑める楽しさを表現した唱で、当時の小学生も口ずさんでおりました懐かしい1曲です。YouTubeで発見しました。https://www.youtube.com/watch?v=n3gcFliV8O8

ザ・ノンフィクションTVerで見られる

タイトルから報道番組?を連想されると思いますが、同様なジャンルの番組としては「情熱大陸」のようなドキュメンタリー番組です。職業や人と云ったクローズアップし、身近な世界から「日本」や「地域」を考えるスタイルが好評です。TVerにて視聴が可能ですご参照ください。 https://tver.jp/series/sr7vfvos9u 

軍師、官兵衛の跡継ぎ黒田長政

皆さま、「黒田節」はご存知でしょうか?「酒は飲め飲め飲むならば、日ノ本一のこの槍を」の歌詞で知られる日本舞踊の名曲です。昭和や平成初期の結婚披露宴の余興や宴会等の出し物で、この曲をバックにビールや日本酒を、一升大盃で呑み干すこと(一気呑み)が芸として流行しておりました。         この起源は、黒田長政の家臣であった「母里太兵衛」が、福島正則との酒の飲み比べに勝利し、名刀の大槍を譲り享けたことがストーリーになっているようです。                       

今回の跡継ぎのお話は、その黒田家の当主で、豊臣秀吉の軍師として知られた、黒田官兵衛(考高)の息子である「黒田長政」のお話です。長政自身が父の影響を大いに受け、熟慮断行の気性も相まって特に情報収集に力を入れ、的確な状況判断で黒田家を導いた言われます。                豊臣政権下では朝鮮出兵で武功を上げ、豊臣秀吉の死後は徳川家康と同盟を結び、関ヶ原の戦いでは、小早川秀秋や吉川広家を調略し寝返りを成功させたり、合戦では石田三成の本隊を壊滅させたりと大活躍します。その後の「大阪の陣」でも活躍し、江戸時代の名門黒田家の基礎を築き上げました。

長政は側近である、黒田節の主人公となった母里太兵衛から武功を上げる度に「官兵衛様を早く超えて下さいませ。超えることこそが、天国から見守っている官兵衛様を、一番に安堵させることでございます」と生涯に渡り激励され続けたそうです。徳川二代目の秀忠から政治参与に任命された時に「もう父を超えたと思うが」と返答すると「尚早でございますと」言われ「生涯、励めということか?」の遣り取りは長政と家臣の名場面として語り継がれています。

跡継ぎとして先代を引き継いでも、その後に側近や信頼される部下との関係性が構築されなければ、名門と云えども、生き残ることは至難の業です。戦国武将にとっての「お家」は、家族経営の会社の運営のヒントになるのではないかと、時空を超えて、想いを馳せることができます。      

名門サントリーオールド

晩酌でストレス発散したいので、手頃なウイスキーを紹介してくれと尋ねられます。今回はサントリーウイスキーオールドを紹介します。価格は2,200円前後と手頃ではないかもしれませんが、同価格帯の外国ウイスキーより、私はサントリーオールドを好みます。

1950年と発売75年余りと、国民的には多くに知られる一品です。戦後、沖縄では外国産のウイスキーが廉価で購入できる環境で、60歳代以上の世代の方には、国産ウイスキーは見向きもされなかったそうです。しかし、近年起こった、空前のハイボールブームで、サントリー「角」や「トリス」が注目され、県内でも国産ウイスキーが多く呑まれるようになっています。

個人的な話で恐縮ですが、小学生低学年の時期に見ていたTVドラマ「Gメン75」のスポンサーであった、サントリーのオールドのCMは、子どもながら今でも鮮明に覚えています。当時は「ダルマ」と呼ばれていて、テーマ曲「夜がくる」(ランラン リラン  シュビラレ オレーエー? の歌詞)も「人間みな兄弟」という開高健さんのコピーも、学校で皆が口ずさんでいました。凄い歴史の一品です。

風味やテイストは人それぞれですので割愛しますが、呑み方として私は水割りで、1対1で割ったハーフロックをおススメしますが、どんな飲み方でも美味しく楽しめます。発売開始から75年余りが経った、今も尚「ダルマ」こと「サントリーオールド」は多くの人々に愛されています。時代が移っても、変わることのない、オールドの価値観を共有しながら、上手くストレスを解放してあげて下さい。https://products.suntory.co.jp/d/4901777188112/ 

昭和歌謡 閉店時に流れるママの一曲

コロナ禍を経て、お酒の呑み方が大きく変化したと思います。今年、忘新年会を予定している会社が全体の59%とのアンケートの結果が発表されましたが、コロナ前の水準には未だ戻っていないようです。

コロナ禍で変化したことは、呑み会は早いスタートで、早い時間に切り上げる、一次会で終わる。二次会には行かない等、随分と取り巻く環境が変わってしまったようです。

私もコロナ前まで、28年余りサラリーマンをしておりましたが、平日でも二次会は当たり前、接待の場合は、三次会・四次会も数多く経験しました。店の閉店まで呑むことはざらにありました。

その当時は、どこのお店でも、閉店を知らせる一曲をママさんが唱って、帰宅を促され「ようやく上司から解放される」とか「今日はもっと呑みたかった」とか「完全に熟睡していた」ことを今でも懐かしく思い浮かべます

一次会で終わるのもいいのですが、たまには、年に一度でも同僚や上司と「夜更かし」してみては如何でしょうか?胸襟を開いて良い話ができたり、そんなことを考えていたんだと思ったり、普段は言えない事も云えたりできます。是非、お店で歌ってみて下さい。

YouTubeで見つけました 布施明「そっとおやすみ」https://www.youtube.com/watch?v=DjVamgs7iJk 

なりゆき旅街道TVerで見られる

県内で放送される旅番組は、土曜の朝の「旅サラダ」がレギュラー番組で、それ以外はキー局や提携会社の番組がたまに流れるのが現状です。旅好きの方には物足りないと感じている方も多いと思います

そんな方に朗報です、フジテレビで放映されている「なりゆき旅街道」がTVerで見られます。     番組は、お笑いの「ハナコ」の岡部大が、毎回ゲスト2名を迎え、全国の街道を訪れます。若手やベテランとの掛け合いや、行きたいところに行く、特にルールも無く寄り道があったり、ハプニングがあったり楽しい珍道中を繰り広げます。

TVerで視聴可能、お楽しみください https://tver.jp/series/srkstddsq8 

信玄の好敵手だった謙信の跡継ぎ

前回は武田信玄の跡継ぎ「勝頼」について投稿しました。信玄と云えば、やはり人生史上、お互いが最大のライバルであったと云われる上杉謙信のことは避けて通れません。12年で5回も行われた「川中島の戦い」は戦国歴史上の名勝負にも挙げられます。また、「敵に塩を送る」は対立しながらも、剣を交える以外では、争わず好敵手であるとお互いを認め合う、武将の誇り、言わば生き方の矜持として語り継がれています。                                        

謙信の跡継ぎ育成は、晩年、上杉家の重要なテーマとして位置付けられ、実子のいない謙信は甥の「景勝」と同盟国の北条から「景虎」を迎え、二人の子どもを候補にして、どちらに家督を譲るか競わせていました。その矢先、謙信が急逝してしまいますが、遺言で「景勝」を指定しています(偽の遺言だったとの言い伝えもあります)                                              景勝と景虎は、その後、御館の乱で争います。戦は当初、北条からの支援があった「景虎」が優位に進めていましたが、戦いの最中に、隣国の武田信玄が急逝の影響が「景勝」を優位に動かし、そのまま「景勝」が勝利を治めることになります。                              

その後の「景勝」は、運にも恵まれています。隣国の武田が織田信長の支配下となり、天下統一を進めるため、織田家主力部隊の柴田勝家や森長可や滝川一益に攻め込まれ、周りからは完全に包囲をされ、越後陥落も時間の問題と追い込まれましたが、信長が本能寺で謀反にあったため、織田家の主力部隊は越後周辺から撤収しました。その後、豊臣秀吉が天下を統一し、豊臣政権下での景勝は「五大老」の一人として、歴史の表舞台で歴史に名を刻んでいきます。(後の関ケ原や徳川幕府の名門上杉家として)                                    

上杉謙信の跡継ぎとして、一国の将に留まらず十分に活躍したと評価される一方、運が良かっただけと酷評されるケースも多く見られます。ただ、言えることは「運」も実力のウチではないかと私は思います。皆様の評価は如何でしょうか?

「陸」は50°のウイスキー

前回、ニッカフロンティアについて紹介しましたが、他に気分転換が図れる、ストレスを解消してくれる、リラックスできる、気楽で手軽なウイスキーを教えてくれとリクエストがありました。酒は百薬の長にもなりますが、呑み過ぎると身体に悪影響を及ぼしますので、是非、程々にでお願い致します。                 

今回はキリンから発売されている「陸」をご紹介します。今田美緒やリリーフランキーの「本物だねぇ。好き。」のTVCMでもお馴染みです、あのCMを見ただけで呑みたくなるのが酒好きの本性です。前回のニッカフロンティアと同様の500mlとコンパクト設計です。価格は1500円と500円も安く、更にお求めやすい価格になっています。   キリン「陸」以下をご参照下さい。 https://www.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/riku/?agechk=1      

きれいな味・うつくしい香りをコンセプトにしているだけあって、熟成樽の良さが凝縮されている感じです。アルコール度数も50°なので、ロックや水割りやハイボール、どれを選んでも当たりでしょう。 個人的には、少しだけ加水した水割りがおススメです。物凄く働いた疲れた一日を振り返ったり、一週間のご褒美として、頑張った自分へ、ホッと一息ついてみては如何でしょうか。