見守り安心コラム

部下の弱みを見るのは社長失格

「部下の弱みを見る事は 間違ってばかりか無責任である 社長たる者は 組織に対して部下ひとり一人の強みを 可能な限り活かす責任がある 部下に対して 彼らの強みを最大限に活かす責任がある」とドラッカーは云っています 社長さんは 部下を活かす責任を負っています 部下を活かすとは経営においても その人の強みを発揮させ 弱みを薄め 成果を上げてもらうことです 部下の弱みを見ることは 部下を殺すようなものです 弱点探しは止めて 強みを発揮できるよう サポートしてあげることが肝要です 

何度でも立ち上がれ

世界のホンダの創設者である本田宗一郎は「成功は誰でもするとは限らないが 失敗は誰もがする 大切な事は失敗した時にどうするかだ 私の光栄は 失敗する度に立ち上がってきたことだ」と云っています 「世界のホンダ」は町工場から身を起こした 宗一郎の集大成であると 世界中の経営者がその功績を称賛しています

「失敗が山ほどあっても立ち上がる 挫折しない 挫折しなければ 失敗は途中経過に過ぎない」リーダーが立ち上がれば 部下も組織もそれに続きます 社長さんは「何度でも立ち上がれ」を率先垂範していくことが 何をおいても肝要です           

撤退も在り

自社の主戦場とする市場で ライバル会社と競り負けるようになった 新規参入会社の勢いが大きくなった等 参入している市場がいわゆる「レッドオーシャン」化して 環境が激変する局面を迎えた時に自社の体力を疲弊させてでも ライバル会社に競り勝とうとする会社が多くみられます

「レッドオーシャン」化した市場では 顧客の取合いがいつまでも続き 体力勝負の不毛な競争に突入していきます ライバル会社に競り勝つために 余裕資金を全て投入し 競合には勝利したものの その後 企業規模の大きい 資金力に勝る会社の出現によって 市場から淘汰され やむなく撤退を迎えるものの 余裕資金がなく 市場替えも出来ず 廃業を迎える会社も多くあります

市場の変化が起きた時に ライバル会社に対抗することが必要なケースもありますが 市場のトレンドや 今後の市場の動向・分析を冷静に行う事が肝要です 参入した市場の魅力が少なくなった時や見通しが悪いと判断した場合は「撤退」の判断も必要です

主戦場を変え 体力を温存しておけば 新しいビジネスチャンスに 出会う可能性も広がります ライバル会社に戦いを挑むだけではなく 撤退することで 繁栄の活路が見い出せるケースも 数多くあります 社長さんは 市場を見通し勇気をもって「撤退」在りで判断していきましょう  

失敗したら責任でなく原因を追究する

上司は部下が失敗すると 怒りの感情に任せて 叱ったり怒鳴ったりするケースが多くみられます 怒られることが好きな人はいません 日頃から直ぐに叱ったり 怒鳴ったりする上司には 部下が寄り付かなくなり 会社にとっての悪い情報は入らなくなります                     部下が間違いや失敗をした場合は 叱るのではなく間違いをしたら 次はどうすればいいのかを教えることが 何よりも肝要です 本田宗一郎は云っています「失敗したら責任追及よりも原因追及を」経営の普遍的な教えであると思います 立場が上の人ほど求められます 特に社長さんには必須で   

「社員が活きいき働く会社」3つの条件

「社員が活きいき働く会社」の条件として ドラッカーは3つを挙げています ①社員を人として大切に扱っているか ②社員が仕事を通じ成長できる教育支援を行っているか ③社員を正しく評価できる制度が整っているか 社員への愛 社員の幸せを願えば 社長は先ず この環境整備を整える事こそが 何よりも優先される 至上命題となります。

社長と社員は違う

社長さんが 社員に期待する気持は 当然のことかもしれません しかし 社員に 社長と同じように考えて 行動することを求めて それは難しいものです そもそも立場が違います                                        
・社員は上司が責任を取る
・社員は会社の経費で活動している
・社員は給料日に決まった金額を受けとる                            こうしたことから どんなに社長が望んでも 社長とは賭けているモノが違うため 社員が社長と同じようになることは無理なのです 社員に過度な期待は禁物です 

社長は「先手必勝」パターンを

成功する社長は 決断と実行が早く 先手必勝が定着しています 先手に回るほど成果が大きいことを知っているので すぐやる 必ずやる できるまでやるが組織に定着しています 一方 失敗する社長は 決断と実行が遅く 全ての動きが後手後手になっていて 後手になるほど 成果を出すのに苦労するので 途中で投げ出したり 成果が出る前に 諦めたりしてしまいます

決断と実行は 後手になるほど成果が小さくなり 先手に回るほど成果が大きくなります 先手必勝の習慣が 決断等の成果を高める秘訣になりますので 日々「即断即決」を意識して 経験を積み重ねて精度を上げていく事が肝要です

       

中小企業は真実一路で

長く事業を継続したいと思うなら「真実一路」を至上命題とする事が 必須であると 稲森和夫氏は云っています 取り扱いの商品やサービスは 自社の得意なモノを選ぶ そして その商品やサービスが 社会に役立つモノ お客様の生活を豊かにするモノ であることが大切になってきます       真実を積み上げていくことは 大変に地味で 時間も手間も掛かりますが こういった努力を惜しまず続けることこそが 経営基盤を盤石にし お客様を魅了する強みになってきます 小さな会社ほど 大切にしていきたい経営姿勢です 

社員を理解する

会社を良くしたい 利益を多く上げたい等と 社長さんは色々な策を講じますが 何よりも一番最初に取り組まなければならないのは 社員を深く理解する事です                   例えば 社員の特性が分かれば 適材適所が組めます また 社員の能力が分かれば 人材育成がスムーズになります さらに 社員の趣味や家族構成が分かれば コミュニケーションがとり易くなります    社長さんの社員理解度を上げれば 上げるほど 会社の業績向上に繋がる 色々な策が講じられます 実際に 業績に伸び悩んでいる中小企業や 組織に問題を抱えている事業所では 社長さんが社員理解度が浅い傾向にあります 社長さんは 先ず 社員を理解することが肝要です    

売上拡大に悩む社長さん

売上の伸び悩みは 中小企業の社長さんに共通しています 多くの社長さんは売上が拡大しないと 会社が危うくなると思い込んでいます このお悩みを解決する方法は「売上を伸ばす」と云う考え方を捨てて下さいと アドバイスをしています                                会社の存続を保障するのは「売上」ではなく 会社の「利益」です たとえ売上が1億円増えたとしても利益が1円も増えなければ 会社経営は絶対に安定しません そもそも 売上を伸ばすために用いる様々な費用は 利益によってもたらされています 利益無くしては 売上は増えません           利益を増やすには コストカット 人員の効率化 不採算商品やサービスの終売 利益率の高い商品へのシフト サービスの特化等 色々な対策を講じることができます 利益が増えると おカネが増え 会社経営にゆとりがでて 深刻な悩みが減っていきます

伝統的に「売上至上主義」の考え方が多く信奉されていますが「利益無くして売上無し」売上拡大より利益拡大を目指せば 社長さんのお悩みも解決されます