社長は事業を定義する

「経営者は事業を考察して 明確に定義しなければならない 定義せずは 事業が運任せに陥っていることを現す」とドラッカーは云っています  例えば「かつら店」の場合 ファッション用のかつらであるのか 医療用のかつらであるのか 定義することでマーケティングは180度変わってきます         ファッション用のかつらであれば 抜毛が気になる方へボリュームを増加させたり 彩り鮮やかなウイッグで おしゃれを際立たせる役割も担います シーンに合わせて いくつか持ってもらえるようなセールスが可能になります                                   また 医療用のかつらであれば がん治療等の患者さんへの対応で 徐々に抜け始める頭髪を 他人にはさらしたくない 違和感を持たれたくない等の声を 医療機関と連携して 患者さんの頭髪の変化や気持ちの変化をサポートし 治療と前向きに向かってもらえる 商品のセッティングが可能になります

このように 自社の事業の目的を定義すれば 対象の顧客を絞った 効果的なセールスが可能になります そして 明確なマーケティング戦略を設定し易くなります 社長が事業を定義をすることこそが 商売の要になります   

強みで成果をあげる

ドラッカーは 人の強み 組織の強みを 積みあげていくことを経営の中心においています 「人が何かを成し遂げるのは強みによってのみである 弱みをいくら強化しても 平凡になる事さえ疑わしい 強みに卓越した成果をあげよ」強みを結び付け 最大のパフォーマンスを発揮する 強みに集中するからこそ 組織も個人も 高い成果をあげられると たくさんの経営者に説いています。 

結果は自分の目で確かめる

決定を行った者が 自分で出かけて確かめることが 唯一の信頼できるフィードバックである とドラッカーは云っています どんな小さい事であれ 仕事を依頼したり 命令をした場合は その結果は自分で確認することが仕事のセオリーです 仕事を誰かに依頼して「できていない場合」その責任は 依頼を受けた者でなく 依頼をした者になります 結果は自分の目で確かめるです

正しさに固執し過ぎると判断を誤る

誰しも 自分の計画や判断に対して自信を持ち「絶対に上手くいく」と考えたいものですが 計画には障害が付き物です プロジェクトリーダーなどのリーダーに求められるのは「正しさ」への固執ではなく 間違いや失敗を想定し 受け入れたうえで 「正しい判断」をすることです ドラッカーは云っています 「リーダーの報酬の対価は判断力に対してであり 判断に間違えはないと 信じることに対しての報酬ではない」正しさに固執し過ぎると判断を誤るです。

努力する才能が天才を超える

苦境に陥った企業の再生というと スティーブジョブズのような 天才を探すのが理想かもしれませんがそういったヒトは中々見つかりません 苦境に必要なヒトは「天才ではなく 勤勉なヒトであり 賢さではなく 問題意識の高いヒトである」とドラッカーは云っています 一見 平凡なヒトこそが 非凡な成果をあげることができるケースが大変に多いそうです 「努力する才能が天才を超える」です。

決定を先延ばししない

改革には痛みを伴います そして反対が付き物です 賛成は2割で 残りは日和見と反対です 何かを決め実行する時は これからの反対を押し切る覚悟が必要です ドラッカーは云っています「成果をあげる決定は苦い 反対されるのが嫌で もう一度検討し直そう などの誘惑には負けてはならない」 決断力の無さは有能な人たちの時間を無駄にします 決定には勇気が必要です 「決定を先延ばしない」が肝要です。 

目的は一つ手段は複数

山に登るために いくつかのルートがあるように 目的を達成するための手段もいくつかあります いいアイディアを思いつくと その凄さに酔いしれて「比較・検討」を忘れる場合が多くあります 一つのアイディアだけで動いてしまうと あとになって「もっと簡単にできる方法があった」と気が付く場合があります ドラッカーは云っています 「最善の判断を行うためには 常に複数の選択肢を持ち 比較・検討を行ってこそ 良し悪しがわかる そして正しい洞察が得られる」目的は一つ手段は複数の 比較・検討を実践することが肝要です。

自分にできることから

ドラッカーは 有能な人物は「他の人々は どんな仕事をしていなければならないか」と問う前に「自分にできることは何か」という設問から出発する と云っています 誰かが思い通りに動いて動いてくれないからといって その人を変えるには 大きな労力が必要です 変えられない他人について求める前に 自分のできること やるべきことを 問いかけて行動することです やがてはその行動が 周りの人に影響を与え 周りを変えていきます まずは「自分にできること」からです

利益は結果である

「利益は結果として もたらされるものであって 最初に考えるべきではない」とドラッカーは云っています おカネに無頓着である 必要はないものの 貪欲に利益を追求するのは間違った態度となります お客さんのためにと云う使命感が加わると企業も強くなります イトーヨーカ堂・セブンイレブンの創業者伊藤雅俊氏も「利益はあとからついてくる」と顧客主義で経営をされました なによりも お客様への想いが重要で そのために何ができるかを追求していくことが 結果として利益に繋がっていきます。 

言行一致

「口にしたこと」と「それを実行すること」を一致させるのは難しいことです 人を率いる立場のリーダーは「公言する信念と その行動は一致しなければならない 少なくても矛盾してはならない」とドラッカーは云っています 部下が「リーダーの言うことに何でも同意できる」ではなく「リーダーの言うことが真意である」と皆が同意でき 信じられ 行動できることで「言葉」と「行動」は一致していきます。