顧客の声を鵜呑みにしない
社長さんが 外出先でバッタリ顧客と遭遇することがあると思いますが その際に「お宅のA君には色々とお世話になってますよ いい社員ですね」一方では「B君は融通が利かない 何とかしてほしい」と営業社員の高評価だったり 逆にクレームを受けたりする場合もあります
翌日 A君の実績をよくよく確認してみると 利益率が極端に低いことが分かりました 会社のためにならないような 妥協をしてまでも 外面を良くして 営業をしている可能性が疑われ 会社の利益にとって 実はマイナスということが否定できませんでした 一方の B君本人を呼んで確認をしてみたところ 会社に良かれとの判断から 得意先の 執拗で無理な値引き要求に 応じていないとの話でした
お客様は神様ですから その声は最大限尊重されなければならない一方 客の話は話半分とも云われ 半分は事実以外の お客にとっての都合の話も含まれています 社長さんは 顧客の声を鵜吞みにせず 営業マンの性格や 取引先の特性を十分に把握して 冷静に 取引の判断をしていく事ことが求められます
上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)