記憶に残り生き残る
事務機販売をしている社長さんの格言です。
大手コピー機の販売代理店ですが、県内に同メーカーの複数の代理店があり又別メーカーの販売会社もあり、競合は熾烈で、各コピー機のメーカー間の性能の差も殆どありません。
その中で、どうやって生き残っているかというと、お客さんの記憶に残る「忘れられないサービス」を提供して生き残るということです。内容は秘密事項とのことですが、大手企業は価格競争があるということから足を踏み入れず、少人数の事業所をターゲットに営業を展開しているそうです。
事務所の女性事務員と懇意するため、営業社員は男性ですが、メンテナンスを女性社員に実施させ月1回のメンテ訪問は女性社員に実施させ珍しさも相まって、事務員と懇意になり事務用品の注文が来たりと成果をあげています。また男性社員は契約の際に、本人確認で代表者の免許証を見せてもらった際に誕生日を記憶し、誕生日にはケーキを届けるといったサービスで、お客様に「忘れられない」存在を実践しているとのことでした。これ以上言えないが、もっとサービスがあるとのことです。
熾烈競合の中にあっても勝ち残る工夫は色々とあります。記憶に残り生き残るいい格言です。