組織強化で社長がすべき事
「組織に優劣があるのではない 学んでいるか、学んでいないかの違いである」「組織は優秀な人材を取るからこそ強くなるのではない 文化と風土によって自己啓発を動機付けるからこそ 組織は成長する」とドラッカーは云っています
社長には 社員が共に 教え・学び・成長 する風土を作っていくことが求められます 優秀な人材をスカウトするのではなく 育てていく事が大切です 社員自ずから 自己啓発を継続し 成長を喜べるように 社長は社員の成長意欲を掻き立てて 学習をサポートしなければなりません
組織強化で 直ぐ取組める事例として「成功事例発表会」や「読書会」があります 成功事例発表会は 例えば 業務のテーマにおいて 営業なら 営業の成功事例を担当者に発表してもらい 成功事例を参加者全員で共有します 組織においては 個の成功事例を 組織として反復可能なものにでき 参加者にも 理解され易く実践力の向上に 大きく繋がっていきます また 読書会では 例えば 月に1回 ビジネスの参考になる本 人としての生き方を考えさせるような 良書をテーマに実施していきます 事前課題として その本の該当部分(例えば今回は一章とか)を皆が読み テーマをもとに気づいたこと 仕事に活かせることはどんな点?等 いくつものテーマをシェアすることができます 単に学ぶだけではなく 部署・年齢を超えたコミュニケーションも図れ 対話を繰り返すことで 集団の力が高まります
組織のベクトルを併せ 自己啓発を動機付け 成功事例を共有し 反復できるようにして 相互に高め合う事で組織は強化されます 人間の成長は無限です 社長は最大限に手向けながら 最強の組織を目指し 奮闘する事が肝要です
上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)