立ち位置を理解しない上司や幹部を排せよ
中小企業でも「大企業病」のような状況に陥っている会社があります 商談の企画が社長まで通り難い会社では 社員は直属の上司や幹部がどう思うのかを まず考えなければなりません いいアイデアでも「これは上司が好きではない」「その為には こんな話をしなければならない」という具合に 提案そのものではなく 上司の好みそうな企画になりがちです また 上司が通しそうにない企画は 表に出ることもありません
更に 部署間の権限や対抗意識が強い場合は「筋を通す」ことが要求されます いわゆる「根回し」です お客さまにとっていい提案でも 他の部署に 先に話を 通しておくという手順が 優先されれば 結果的に社内の調整が優先され お客様への提案は後回しになります
中小企業は大企業に較べ フットワークが軽く スピーディーな対応が最大の武器です にも拘わらず 大企業に腰掛けているような 上司や幹部のおかげで 提案の機会さえ奪わかねません 前例に踏襲されて身動きが取りにくい 大企業の行動を真似る必要はありません 中小企業の社長さんは 常に 現場の声に耳を傾け 立ち位置を理解しない 上司や幹部を排すことが 中小企業の強みを出すためには必要になってきます
上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)