資金繰りよくある勘違い3 

資金繰り表の作成のお手伝いをしていると 銀行や金融機関の返済額をキッチリと把握していない社長さんが意外と多いです 期の途中で支払いが終った分を忘れていたり 据置期間が終わって元金の返済が始まったことを忘れていたりと 大まかに月○○万円と把握はしていても 精緻に把握しているケースは数少ない印象です            

返済額を把握せずにいると 思いのほかおカネが足りないことに気づけなくなってしまいます たとえ利益が出ていても さらに返済分のおカネが必要になることを 忘れてはいけません 具体的には 向こう1年間の「返済予定表」をつくっておくのがおススメです 現在の銀行や金融機関の借入について 毎月の元金返済・利息支払はいくらになるのかを まとめれば資金繰りもやり易くなります。

こうすればもっと良くなる社長の経営№15

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接待交際費・会議費はバランスよく

接待交際費と会議費にはともに「お客さんとの飲食代」が共通している勘定科目です 例えば お客さんと年間100万円の飲食代がある場合に決算書で「接待交際費100万円」或いは「会議費100万円」とどちらか単独科目で計上すると 決算書を見た人は 会社規模では過大ではないか?どんな内容なのか?と気に掛かります

決算書を見るのは 当事者以外では銀行などの金融機関が多いと思いますが 税務署も注視しています      よからぬ憶測を招かないように 計上する科目は単独科目を使用するのでなく 両科目をバランスよく併用することをおススメします

例えば 接待交際費65万円・会議費35万円と両科目で計上する方が 単独科目で計上するより自然で 違和感なく目にもとまりにくいのではないかと思います ヒトと同じように 見た目のちょっとした工夫で印象が変わります 決算書は会社の顔であり 心臓部分でもある と日頃から意識して経理することが肝要ではないでしょうか。

こうすればもっと良くなる社長の経営№4

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決算の報告は積極的に

3月決算の会社では 決算書がもう出来上がっています 決算書が出来たら 納税して終了ではなく
借入をしている金融機関には報告に行きましょう こちらから報告に行かなくても 銀行員から「決算書を提出して下さい」と言われます

ここは敢えて そう言われる前に こちらからアポを取って 先方に出向く方が得策です その時は社長さんが自ら出向くことが肝要です 決算書を提出するだけでなく この決算期で良かった点 悪かった点 過去からの流れやいきさつで どのような傾向になっている等 説明を加えると効果も高くなります また 新年度の計画を伝え 情報を共有してもらうことで 会社のことを金融機関に把握してらえます

会社の経営は常に良好とは限りません 苦しくなったとき その兆しが見えたときにスムーズに 借入が出来るかどうか 支援をしてもらえるかで 経営の流れは変わってきます いい流れを導いていく それは 金融機関と普段からの向き合い方で 決まってくるのではないでしょうか 社長さんがいい導線を作っていくことを心掛ける 一番に効果の高い 決算報告は積極的にです。

こうすればもっと良くなる社長の経営№2

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