会社のオカネ「現預金月商倍率」

昨年12月24日投稿のブログでも取上げましたが おカネはいくらあっても困らないですが 逆になさ過ぎてカツカツで経営する状態を「自転車操業」と呼びます 会社のオカネが平均月商の1ヵ月の場合はその傾向が強いようです 会社のオカネの目安「現預金月商倍率」についてラジオでお話しました ご参照ください。 克江の火曜日の耳薬 20210921放送分 前半 – FMレキオ (@FM80351218) – ツイキャス (twitcasting.tv) 尚 FMレキオのスタジオで生放送中の場合はその模様が放映されますのでご了承下さい その場合は時間をおいてアクセス願います。

現預金額の目標を‼

売上や利益の目標額はあっても「現預金額」の目標を決めている社長さんは少ないと思います 売上や利益が大きくあがっても 現預金が無ければ会社は潰れます 逆に 売上や利益が無くても 現預金があれば会社は潰れません 最後は金次第ってことですから いくらあった方がいいのかの目標は設定しておくことが肝要です

現預金月商倍率と云うワードがあります これは平均月商の何か月分の現預金があるかの指標です 簡単な例ですと年商1,200万円の場合は 平均月商は100万円になります この場合に 会社の現預金の残高が100万円ぐらいであれば 月商倍率は1か月分です 1か月分であれば 自転車操業と云われる状態です 入金と出金とのバランスが悪く収支がギリギリで会社が廻っている状態です 

平均的な会社で 現預金月商倍率は2か月~3か月と云われています ですので「現預金額」の目標額のラインとしては 最低2,3か月を目標において 長期的には6か月分(半年)を目標にすることが望ましいと思われます 売上高の半年分と云うのは いささか無茶と思われますが 1,2年で達成することは困難ですが 中長期的な視点で 例えば年間0.3か月分を増やし 3年で1ヵ月分を増やしていけば無茶ではありません 売上や利益と同様 現預金の目標も設定して 日頃から会社の成長を見極めていく目を持つことが大事になってきます。

会社は生き物 借入・決算(申告)対策は日頃から №022

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