会社と社長は一体

大企業の経営は 株主から経営を付託された社長をはじめとする経営陣が その事業で利益を上げること 出資している株主に一円でも多く配当で還元することが求められます 一方の中小企業の経営は 多くは社長=大株主であることが多く 社長の考えが大きく経営に影響します 例えば 大企業とは反対に 税金を納めるよりは 節税をしようと利益を最小限に計上したり 極端な場合には 社長個人の生活費を経費に計上することも可能です

大企業では 監査法人が決算書を綿密にチェックし 経費の不適切な計上などは 一番に眼を光らせ不可能に近ものとなっており 資本(株主)と経営(社長)は完全に分離されています しかし 中小企業の場合は ここまで厳密に資本(株主)と経営(社長)の分離がされにくいため 銀行をはじめとする金融機関は「会社と社長は一体」として看做し与信を判断し 借入の連帯保証人として契約が行われるのは このことに起因するからです。         こうすればもっと良くなる社長の経営№13

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大企業と中小企業の交際費の違い

大企業の場合は「交際費」について税金計算のうえでは経費として認められていません これは 交際費を多く計上して 納税額を少なくしようとする行為を防止させる目的だと思われます また 例外的に接待飲食代の5割相当額の経費化は認められています これは景気を浮上させる消費の喚起に繋がるとの考えだと思われます

中小企業の場合は 年間で800万円か接待飲食代の5割相当額の経費化が認められています 中小企業の社長さんの方が 大企業の社長さんより 夜の宴席等で振る舞いがいいのは そのことに関連しているかもしれません。

こうすればもっと良くなる社長の経営№12

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