接待交際費・会議費はバランスよく

接待交際費と会議費にはともに「お客さんとの飲食代」が共通している勘定科目です 例えば お客さんと年間100万円の飲食代がある場合に決算書で「接待交際費100万円」或いは「会議費100万円」とどちらか単独科目で計上すると 決算書を見た人は 会社規模では過大ではないか?どんな内容なのか?と気に掛かります

決算書を見るのは 当事者以外では銀行などの金融機関が多いと思いますが 税務署も注視しています      よからぬ憶測を招かないように 計上する科目は単独科目を使用するのでなく 両科目をバランスよく併用することをおススメします

例えば 接待交際費65万円・会議費35万円と両科目で計上する方が 単独科目で計上するより自然で 違和感なく目にもとまりにくいのではないかと思います ヒトと同じように 見た目のちょっとした工夫で印象が変わります 決算書は会社の顔であり 心臓部分でもある と日頃から意識して経理することが肝要ではないでしょうか。

こうすればもっと良くなる社長の経営№4

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資金繰をよくしたい

赤字が続いたり 大きな赤字が出た場合は 黒字転換しなければ 必ず資金ショートします それは 赤字を埋め合わせするために 他の事に手当されるべき資金を 優先して流用しているようなものだからです 少額な赤字の場合は 何とか凌ぎながら 会社を廻していける場合もあります

しかし 少額な赤字でも続いてしまった場合や 大きな欠損が出れば 凌ぐことは段々と困難になってきます まずは赤字が発生した時点で 資金手当てをすることが重要です 赤字補填資金については 銀行等からは借入も難しくなりますので 社長さんが増資をしたり 親族から借入を行ったり 何らかの財産を処分したりで補填する必要があります 

「会社は 利益が出ていなければ 全てはその場凌ぎである」とも云われます 会社を廻すと云うことは 利益を作っていくと云うことです 利益でなく 赤字の場合であれば まずは その補填をどうするかです 時間を要すれば要する程 解決は程遠くなってきます 赤字が出たら まず補填する具体策から考えましょう そして普段から 相手先の倒産で 売掛金が回収できなくなる 赤字に備えて「倒産防止基金」の制度等を利用することも 併せて考えていくことが肝要です。

こうすればもっと良くなる社長の経営№3 

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決算の報告は積極的に

3月決算の会社では 決算書がもう出来上がっています 決算書が出来たら 納税して終了ではなく
借入をしている金融機関には報告に行きましょう こちらから報告に行かなくても 銀行員から「決算書を提出して下さい」と言われます

ここは敢えて そう言われる前に こちらからアポを取って 先方に出向く方が得策です その時は社長さんが自ら出向くことが肝要です 決算書を提出するだけでなく この決算期で良かった点 悪かった点 過去からの流れやいきさつで どのような傾向になっている等 説明を加えると効果も高くなります また 新年度の計画を伝え 情報を共有してもらうことで 会社のことを金融機関に把握してらえます

会社の経営は常に良好とは限りません 苦しくなったとき その兆しが見えたときにスムーズに 借入が出来るかどうか 支援をしてもらえるかで 経営の流れは変わってきます いい流れを導いていく それは 金融機関と普段からの向き合い方で 決まってくるのではないでしょうか 社長さんがいい導線を作っていくことを心掛ける 一番に効果の高い 決算報告は積極的にです。

こうすればもっと良くなる社長の経営№2

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人がいい断れない

人がよく 頼まれ事を断れない社長の会社は 赤字のケースが多いです 人がいいから取引先からお願いされれば 利益を減らして 値下げして販売してしまったり 逆に 頼まれたので 値上げに応じて高く仕入れをしてしまったり 働かない従業員に対しても 給料を高くしてあげる 自ずと会社は赤字となってしまいます

赤字になっていけば 会社の資金が減少していき 赤字が続いている会社は 資金繰りに気を遣うことが日常化して いきます 自社の資金繰りが厳しいのに 一時的に手元に資金があるタイミングで 他社からお金を貸してほしいと頼まれて 断りきれずに貸してしまいます

社長の人がいいと 赤字になりやすく また資金繰りが厳しくなります 社長はお人よしに ならないように「人がいい断れない」にならないように自戒することが経営の鍵になってきます。

こうすればもっと良くなる社長の経営№1 

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