遺言書を作るポイント

法定相続人を特定させる。(婚外の子供がいる場合は、特に重要)
財産を全てノートに記入する。(不動産は現在事項証明取得、、銀行預金は口座番号記入)
借金があれば借入明細、返済予定表を準備する。
具体的に記入する。(どの財産は誰に、預金のウチ誰に何円、誰に何円)
家族への想いは遺言書と別にする。

明確でわかりやすい遺言書、家族への最後のラブレターです。

家族信託には遺言と同じ機能があります

配偶者を亡くされ、現在は近くにいるお子さんと、県外に出て行かれ正月に帰省するお子さんのお二人です。
近くにいるお子さんには、日頃から病院の通院の送迎や日用品の買い物の送迎もやってもらっているので、近くのお子さんに多く財産をあげたいとの希望です。
遺言書に書いて、県外にいるお子さんに悪く思われたくない気持ちがあり、遺言書を書くのを躊躇しておりました。
駐車場で賃貸している土地を、近くのお子さんへ差し上げたいとの意向、家族信託で契約することで遺言と同じ効果を説明、
近くのお子さんと家族信託契約をし、県外にいるお子さんには生命保険の受取人になってもらうことで円満解決。
遺言書をためらっていた分、いい結果に、本人も胸をなでおろされたご様子でした。
遺言と同じ機能の面もあり、家族信託は使い勝手のいい制度であると再認識しました。