10,000時間の法則

ある分野で成功する為に必要な時間であると云われています。

例えば税理士試験に合格に必要な勉強時間と受験指導校などでは目安と謳われています。
その道のプロになるってことですから簡単ではありません。
1日3時間で、毎日コツコツと続ければ10年間かかります。

何も資格試験だけの話ではありません。
立派な営業マンや立派な経営者になる為には、勤務後に色々なことに鍛錬していけば成長できる筈です。
続けることの重要さを教えてくれる法則ですね。

コーチングとは?

コーチングとは?

企業やチームや個人がより早く、より効率的に現在の状態から望む成功ゴールを達成する助けになること。

コーチングの役割

コーチングは知識やスキルを与えるのではなく、対等な立場で相手の中にある自主性・行動力・可能性を引き出すコミュニケーションスキルです。相手の目標達成に必要な答えを一緒に探していくのがコーチです。
コーチは対等なパートナーとして相手の思いを聞きます。自分の思いを自由に話すことで新たな発見や気づきが生まれます。またコーチは視点を変えて質問をします。その結果、本人の中に「これはできるかもしれない」「これならやってみてもいいかもしれない」という前向きな気持ちが生まれ「行動」への決意へと変わっていきます。
自分の中から湧き出た「動き出す気持ち」が次の目標に向かうエネルギーとなります。

コーチングの仕組み

コーチングに求められる基本スタンス

Point コーチングでは、相手に話をさせて答えを引き出すことが目的であるため、以下の割合で話をするのが理想である。相手 : 自分= 8 : 2

ティーチングとはティーチャーが答えを相手に教えます
教えてもらった答えは、短期的な効果はありますが受動的であるため教えを都度補完してもらう必要があります。

コーチングはコーチが相手から答えを引き出すようにし、答えは自分で出します。
自分で出した答えは、長期的に効果が継続し能動的であるため自ら継続して行動していくことが可能になります。

コーチングスキル

コーチングを実践するにあたり、3つの基本スキルがあります。

傾聴

コーチは相手の話を途中で遮ったり、脚色せずに最後まで聴きます。相手はコーチに話すことで自分の考えが整理され、新しい気づきや発見やひらめきが生まれます。その結果、堂々巡りをして「悩む」ことから脱却し、現状を客観的に「考える」ことができるようになります。

承認

コーチは「結果重視」で相手の考えや行動を評価しません。むしろ「プロセス重視」で相手に現れている変化や成長を認めます。自分自身が成長していることに気づくことで、自己成長感が高まり更にプラス思考で失敗を恐れずにチャレンジするようになります。

質問

コーチは相手の視点を拡げ、現実と思い込みを確認する時には質問をします。しかし「なぜ」「どうして」という過去の原因を追究する質問はしません。むしろ「どうすればうまくいくと思う?」「あなたの行動をとめているのは?」と未来にむけて一歩踏み出すための質問をすることで、相手のやる気や行動力を引き出します。

「悩み」「問題」の解決、「目標」「目的」の達成ができる人への進化・成長を導くコーチングです

コーチングについては企業内活用であったり経営者・社員の皆様の利用が増えております。
まずはお気軽にお問合せ下さい

変わらせる気づかせる

幹部の頭が固く、困っている。歳をとると変わるのは難しいでしょうか?と二代目経営者からの相談でした。先代は実父で会長職、週に1回、会議に参加するだけで何も口出しもなく経営は出来ている状況です。幹部も先代から仕えており社長だからといって、強硬に対応するには申し訳がないとのこと、年齢を重ねると若い社員に比べると豊富な経験もあり固定観念のような信念のような自負心もあり、若い人のように直ぐ受け入れることは容易ではありません。重要なことは本人が気がついているのか否か?変わろうとしているのか否か?具体的に何か取り組んでいるのか否か?ではないでしょうか。

まずは気づかせること、次は具体的な行動とその継続です。又、多面評価で他人から自分がどう映っているのかを分からせるのも大事です。
毎日できたのかをチェックさせる、朝礼や会議で何に取組んだのか、できたかできなかったのか発表させるのも効果的があります。
そこまでやらせますか?確かにその感は二代目としては否めないと思います。ただ嫌なら中止すればいい。義務ではありません。
ただ、そこまでやらなければヒトは簡単には変わりません。逆にそれを行えば 周りの見え方も少しずつ変わり、変わらなければいけないと自ら感じてくれることもあると思います。変わらせる気づかせる実践させるのが経営者の仕事です 親心みたいなものです。
社員には優しくも厳しくもが必要です。

知は力なり

哲学者フランシス:ベーコンの言葉です。「知識には力」があると云う意味を表すだけではなく「蓄えた知識を力に変えなくてはならない」と云う意味も含まれています。どんなに知識を蓄えてもアウトプットしなければ何も無しうることはできません。これはただ百科事典を持っていても何もできなのと一緒です。ベーコンは知識を蓄え、その知識を利用して、新たなことを生み出していかなければならないことを「知は力なり」の一言に込めたと云われています。

その一言はビジネスマンでも経営者にも当てはまることですが、それは企業にとっても言えることとドラッカーは提唱しています。
業績は知識の差別化の結果である、知識が事業であると考えるならば、その差別化は組織の人が持つ知識の差であり、独自の知識の差である。もし他の者と同じ知識しかないのであれば差別化はできない。差別化できないどころか淘汰
されてしまう。当然のことながら、知識が全く同じ企業はない、厳密にいえば卓越した知識がどうやって社会で貢献しているか否かの差である。
したがって、知識は独自で卓越していかなければならない、そして顧客や市場で、役立つものでなければならない。

この短い一言の持つ、計り知れない大きさと可能性を感じました。

経営者もビジネスマンも「健康が最大のリスクヘッジです」

明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願い致します。
経営者でもビジネスマンでも 社会で活躍されている方々は自らに宿った「知識」や「技術」や「人脈」を駆使してビジネスを展開しています。
そして、その「知識」や「技術」や「人脈」を使えるレベルになるまでには相当な時間やお金を投じてきたということを容易には想像できません。
その人の歩んだ歴史であったり「生き方」そのものにも直結しています。

こうして培ってきたその「人間力」は大変に尊いものであり、かけがえのないものです。
ただ、その「人間力」は人間であるが故に永遠ではありません。日々色々なストレスが原因で不摂生になったり接待続きの飲酒やオーバーワークで体調を崩したりと常に不安要素を抱えています。

「人間力」の維持にはやはり安定した「健康」である状態を継続していくことが一番肝要であり、
また、「不健康」でビジネスを展開するリスクを なるべく減らすことが必要であると思います。
「口からどぅシーラ(災難)が入んどぉー」と古くから伝わるように、食生活で体はつくられます。
「健康」を意識した食生活を始めていくことも有効であると思います。

私は企業のサポートや「経営者」や「ビジネスマン」の相談相手や参謀としてお客様にとって私の仕事が何に役立つか常に考えています。
業績の向上であったり コーチングを通して課題解決や目標達成のお手伝いをしています。
その業績向上や課題解決も充分に「健康」であることで最大限のパフォーマンスを発揮し最良の結果を生み出せるものと確信しています。
「健康」を最優先に捉え実践していくことが経営者にとってもビジネスマンにとっても不安要素への最大のリスクヘッジになるのではないでしょうか?
正月休み明けの日、周りでは正月太りしたとの声も聞かれます。まずは「健康」の実践を一年の計にしてみるのはどうでしょうか。