業績を上げる最大の鍵は責任感である

ドラッカーは「業績を上げる最大の鍵は責任感である 権威や権限ではない」と言っています マネジメントの重要さは リーダーの権限の大きいか小さいかではなく リーダーの地位や部下の序列に関わらず それぞれが それぞれのポジションに責任をもって 仕事に取り組んでいるかどうかが重要だと云っています

リーダーがどれだけやる気を持って 事細かに詳細に指示を出しても 部下が実行に移し 思惑を持たず 純粋についてこなければ 仕事ははかどりません リーダーはチームが一丸となって 協力する体制に持っていくには 何をどうすればいいのかを常に考え 権威や権限に囚われない 自分の職責を全うする心も結果も 求められる地位であるとしています

上原輝夫 / 人と経営を大切にするプロ – [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)

ライバルは異業種からも….

原油・原料の高騰でコンビニの100円コーヒーも 各社軒並み値上げとなりました この100円コーヒーは どこが大々的に売出しかというと 実はマクドナルドが先駆者です 100円で美味しいコーヒーをと 店内にお客さんを 呼び込むための施策でした

100円でありながら クオリティがの高さを感じる品質で 缶コーヒーのユーザーをも虜にしました 店内客のみならず 出勤前のビジネスマンのテイクアウトを意識した おしゃれなパッケージは 朝の会社の風景にも溶け込んだ ワンシーンにもなっています 今でも多くのユーザーを抱えます

ロッテリアやケンタッキーなどの 同業他社は参入を試みたものの シェアは奪えず マクドナルドの独壇場を許してしまいました その安泰ムードは続くかと思われましたが 異業種のセブンイレブンが同じ価格帯で参入してきました 今では 日本で一番販売される コーヒーになっています

ドラッカーは云っています「顧客が買うものは満足であると云う事実から あらゆる製品とサービスが突然 全く異なる生産 流通 販売のされ方をしている他産業の製品や サービスと競争関係に置かれる」と あなたの会社のライバルは 同業他社に留まらず 異業種からもやってきます  

上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)

人こそ財(たから)である

経営の3つの資源として「ヒト」「モノ」「カネ」が挙げられますが 一番に大切であるのが「ヒト」と云われています しかし 経営の現場においては 効果の確認し易い「モノ」「カネ」がマネジメントの中心となっているのも現実です

ドラッカーは云います「組織で最も大切な資源は 働いている「人」である 人の成長は無限で 人は最大の伸びしろを持っている 人の成長こそ 組織の成長である」と 働く人の能力を最大限に高め 組織で働く人が 最高のパフォーマンスが発揮できれば やがて 人材は人財となります 組織を成長させる 環境を整えることこそが 社長さんに求められる最大の役割です「人」への投資が組織を強固にし 経営を未来に繋いでいきます 

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付合う人を変える

ドラッカーは「成功したければ付合う人間を変えろ」と言っています 成功ノウハウが記されている本を漁るよりも 成功ノウハウを持っている人に会った方が 確実に成功できます 

一年前の自分と今の自分を比べて 付き合う人間が変わっていなければ 成長がストップしているかもしれません 逆に 一年前の自分と今の自分を比べて 付き合う人間が変わっていれば 成長し続けている可能性が高いです

いつの時代も 優れた情報は人が運んで来ます どんな人と付合うかで 会社経営や人生の成功の可能性が高まります 社長さんには 成功する為の人間関係を 常に構築していく事が求められます

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部下の弱みを見るのは社長失格

「部下の弱みを見る事は 間違ってばかりか無責任である 社長たる者は 組織に対して部下ひとり一人の強みを 可能な限り活かす責任がある 部下に対して 彼らの強みを最大限に活かす責任がある」とドラッカーは云っています 社長さんは 部下を活かす責任を負っています 部下を活かすとは経営においても その人の強みを発揮させ 弱みを薄め 成果を上げてもらうことです 部下の弱みを見ることは 部下を殺すようなものです 弱点探しは止めて 強みを発揮できるよう サポートしてあげることが肝要です 

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「社員が活きいき働く会社」3つの条件

「社員が活きいき働く会社」の条件として ドラッカーは3つを挙げています ①社員を人として大切に扱っているか ②社員が仕事を通じ成長できる教育支援を行っているか ③社員を正しく評価できる制度が整っているか 社員への愛 社員の幸せを願えば 社長は先ず この環境整備を整える事こそが 何よりも優先される 至上命題となります。

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社長は事業を定義する

「経営者は事業を考察して 明確に定義しなければならない 定義せずは 事業が運任せに陥っていることを現す」とドラッカーは云っています  例えば「かつら店」の場合 ファッション用のかつらであるのか 医療用のかつらであるのか 定義することでマーケティングは180度変わってきます         ファッション用のかつらであれば 抜毛が気になる方へボリュームを増加させたり 彩り鮮やかなウイッグで おしゃれを際立たせる役割も担います シーンに合わせて いくつか持ってもらえるようなセールスが可能になります                                   また 医療用のかつらであれば がん治療等の患者さんへの対応で 徐々に抜け始める頭髪を 他人にはさらしたくない 違和感を持たれたくない等の声を 医療機関と連携して 患者さんの頭髪の変化や気持ちの変化をサポートし 治療と前向きに向かってもらえる 商品のセッティングが可能になります

このように 自社の事業の目的を定義すれば 対象の顧客を絞った 効果的なセールスが可能になります そして 明確なマーケティング戦略を設定し易くなります 社長が事業を定義をすることこそが 商売の要になります  

上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com) 

強みで成果をあげる

ドラッカーは 人の強み 組織の強みを 積みあげていくことを経営の中心においています 「人が何かを成し遂げるのは強みによってのみである 弱みをいくら強化しても 平凡になる事さえ疑わしい 強みに卓越した成果をあげよ」強みを結び付け 最大のパフォーマンスを発揮する 強みに集中するからこそ 組織も個人も 高い成果をあげられると たくさんの経営者に説いています。 

上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)

結果は自分の目で確かめる

決定を行った者が 自分で出かけて確かめることが 唯一の信頼できるフィードバックである とドラッカーは云っています どんな小さい事であれ 仕事を依頼したり 命令をした場合は その結果は自分で確認することが仕事のセオリーです 仕事を誰かに依頼して「できていない場合」その責任は 依頼を受けた者でなく 依頼をした者になります 結果は自分の目で確かめるです

正しさに固執し過ぎると判断を誤る

誰しも 自分の計画や判断に対して自信を持ち「絶対に上手くいく」と考えたいものですが 計画には障害が付き物です プロジェクトリーダーなどのリーダーに求められるのは「正しさ」への固執ではなく 間違いや失敗を想定し 受け入れたうえで 「正しい判断」をすることです ドラッカーは云っています 「リーダーの報酬の対価は判断力に対してであり 判断に間違えはないと 信じることに対しての報酬ではない」正しさに固執し過ぎると判断を誤るです。