見守り安心コラム

紀州のドンファンの遺言書

亡くなられた、紀州のドンファンこと。野崎幸助さんの遺言が、無効であると兄弟の方が訴訟をおこしました。
14億円の現金を全て、和歌山県田辺市に寄贈する記載が主な争点です。その遺言書は、自筆証書遺言でした。
せめてこれが公証人役場で作る遺言書であったら揉める事も無かったでしょう。本人の意志が優先されない結果になっているのでしょうか。

公証人役場での作成は、財産額により、費用が掛かる為、遠慮される傾向があります。来月の7月1日から、法務局で預かり制度が始まります。
公証人役場より、費用が安く済み、家庭裁判所での「検認」の手続も必要ありません。
亡くなった後のことを考え、この新制度を利用してみるのは如何でしょうか?