1分コラム

「金利上昇で経営者がやるべきこと」「跡継ぎ(後継者)の社外と社内での教育」【ラジオ録音】

3月19日(火)FMレキオ(FM80.6MHz)にて、午後4時放送の「克江の火曜日の耳薬」でリスナーからのご質問「金利上昇で経営者がやるべきこと」「跡継ぎ(後継者)の社内と社外での教育」について、お答えさせてもらいました。

2024.03.19「克江の火曜日の耳薬」第3週行政書士ヒューマンサポートオフィス (youtube.com) (著作権の関係で音楽部分が無音になっていますので、早送り等してお聴き下さい)

毎月第3火曜日にレギュラー出演をしております
番組では、経営全般のお悩みやご質問を募集しております、お気軽にお問合せ下さい。        FMレキオ【克江の火曜日の耳薬】
e-mail radio@fmlequio.com
TEL 098-865-3131
FAX 098-865-5600 

動産担保融資(ABL :Asset Based Lending)

金融機関との取引が大きくなってくると、代表者の自宅をはじめとする土地や不動産を担保として、提供するように求められますが、最近ではそれに代わり、企業が保有する機械設備や車両、商品や売掛債権等、これまで担保としてあまり活用されてこなかった動産等を活用した資金調達の方法、動産担保融資(ABL Asset Based Lending)が最近注目されています。

利用するメリットとして、不動産担保を新たに提供したり、第三者の保証人が不要になります。また、金融機関が企業の商流を把握することで、企業とより密接な関係構築が可能となります。詳しくは経済産業省のABLのご案内をご参照ください。06.pdf (meti.go.jp)

「二代目社長の成功に必要なスキル・資質」「ゼロゼロ融資の返済開始で景気悪化?」

FMレキオ(FM80.6MHz)にて1月16日(火)午後4時から放送の「克江の火曜日の耳薬」でお話をさせてもらいました。

2024.01.16「克江の火曜日の耳薬」第三週・行政書士ヒューマンサポートオフィス.上原輝夫 (youtube.com)

「二代目社長の成功に必要なスキル」「ゼロゼロ融資の返済開始で景気悪化?」             リクエスト曲の部分は著作権の関係で無音状態になっています、早送りをしてお楽しみください。

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過去の放送は当事務所HPから聴取可能です。
https://soudan-aite.net/

融資面談は社長主体で

融資のサポートの際に、積極的に今年度の決算の見通しや、営業展開等を社長さん自らが積極的に説明を行ってくれるケースが多くありますが、一方では、融資に慣れていなかったり、銀行嫌いであったり、要領を得ないので、全てをお願いしたい。極力、金融機関には出向きたくない社長さんもいらっしゃたりします。理由を聞いてみると、「決算書の見方が分からない」「事業計画を説明するのが面倒」「色々聞かれても返答出来ない」と答えが返ってきます。

忙しい社長さんは、現場や営業に出かけたり、裏方は奥さんに任せ、金融機関との交渉や経理のことは理解していないケースも多く、資金繰り表や事業計画書を作れと言われても、難しいと感じる方も多いかもしれません。仮に、そういう場合であっても、せめて金融機関の融資担当には、自社の事業内容や、事業の見通しや、今後、目指していく方向性は、税理士やコンサルタントに丸投げせず、自ら説明を行うことをおススメしています。

税理士やコンサルタントと一緒に金融機関を訪問することはいいのですが、全てお任せで、社長自らは多くを語らないでは、説明に積極的な社長と比べ評価も違ってきます。社長さんの力量を見るために、同席を認めない金融機関もあります。下手で要領を得なくても、社長自ら説明することは、力量の評価だけではなく、事業への想いや熱意や真剣さが自然と伝わりプラスになるケースが多いです。融資面談は税理士やコンサルタントが主体ではなく、社長主体で行うことが肝要です。

「親子経営で衝突してしまう・年末年始の資金繰り」【録音】

12月19日(火)にFMレキオの「克江の火曜日の耳薬」でお話をさせてもらいました。

「親子経営で衝突してしまう・年末年始の資金繰り」54分42秒
https://www.youtube.com/watch?v=59ZfuGTjiwY
(著作権の関係で音楽部分が無音になっています)

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先ずは融資を経験してみよう

銀行や信用金庫から初めて融資を受ける場合は、一般的に、銀行や信用金庫からのセールスや希望者からの相談から始まります。希望額の確認や返済の目安や計画、銀行からの条件が提示されます。殆どのケースでは「信用保証協会」の利用が条件となります。信用保証協会の保証付融資の場合は、銀行・信用金庫と信用保証協会の両方で審査の時間が必要となり時間を要しますので、近いうちに融資をと考えている社長さんは、早目に申し込みをすることをおススメしています。

資金がカツカツになる前、多少余裕がある時であれば返済もスムーズに行われ易く、銀行・信用金庫と信用保証協会の両方に返済の実績が残り、会社も信頼されるようになります。一度でも融資を受けておくと、会社の事業内容や決算内容を理解してもらっているので、次回以降の審査も早くなります。審査が早くなれば、融資が実行されるのが早まり、必要な時に必要なおカネを確保でき会社も上手く廻っていきます。社長さんは安定した経営の為、先ずは融資を経験してみることが肝要です。

融資の資金使途

金融機関で融資を申し込む際に、必ず確認されるのが資金使途です。資金は主に「運転資金」と「設備資金」になります。
「運転資金」とは、会社を廻すためのおカネです。例えば1月5日に商品100万円を仕入れて、同日に仕入れ代金を支払いました。1月20日に商品を130万円で販売しました。販売した商品代金の入金日が3月31日のケースでは、仮に1月5日から3月31日までの間におカネが入って来ないとなると、その間に発生する、給料や家賃の経費が支払えず、新しい商品の仕入れができません。その期間のタイムラグを埋め、会社を廻していくためのおカネが運転資金です。

「設備資金」とは、工場の生産設備や倉庫のフォークリフトや運搬や営業用の車両等の、老朽化の代替や新規増設のためのおカネです。申し込みの際には、物件の見積書やパンフレットが必要になります。融資の実行された後に、金融機関が物件を確認したり、領収書をチェックされる場合があります。

融資の実行された後に、申し込みとは違う目的でおカネが「流用」されるケースがあります。株式投資をしたり、社長車が高級車になっていたりするケースがありますが、発覚して、資金使途違反で全額返済を求められる場合もあります。「バレなければ大丈夫だよ」「バレてもチャンと返せばいいんじゃないの?」と安易に考える社長さんをお見掛けしますが、金融機関とは何より信頼関係が大切です。日頃の行いを大切に、社長さんは隗より始めよです。