1:5の法則

既存客と新規客に対する、それぞれに要する統計的なコスト比を示しています。
新規開拓の為には既存客に対する5倍のコストが必要だと云うことです。既存客は今後、継続してサービスを利用してくれる、リピーターになってくれる可能性があるので、既存客との信頼関係を構築することが、費用対効果の点で大切だと云うことになります。

業績低迷期などは、新規顧客の獲得に力を入れがちですが、既存客との取引深耕を図っていくことこそが最大の商談獲得に繋がります。

顧客離れを防ぐ

先日、呑み会帰りに搭乗したタクシードラーバーからの話題ですが、県内でもコロナウイルスの影響で中国からの観光客が減りつつあるようです。ホテルの送迎も減っているとのこと、夜の街のタクシードライバーは景気ウォッチャーです。
不況感等、彼らが最前線で実感することが景気のトレンドだと思います。感染の影響が本格化しないことを祈るばかりです。

売上を増加させるには、顧客満足度を上げ既存客のリピーターを増やし顧客離れを防ぐことが効果的であると云われています。
CS(CustmomerSatisfuction)CSと、いつも会社員時代に言われてきたことを思い出します。
フィリップ・コトラーの5:25の法則では、顧客離れを5%改善できれば25%利益が改善される。また1:5の法則では新規客への販売コストは既存客の5倍かかると言っています。

社会的環境の変化により会社の業績のリスクに備えるのは当然として、売上げの対策としてCS向上を実践してみるのはいかがでしょうか。