仮払金での処理は最低限で行う

おカネにルーズな社長さんは 仮払金を多用します 経理担当に確認されても 取り敢えず仮払金でと飲み屋のツケが溜まっていくように 仮払金の勘定残高も膨れあがっていきます 仮払金の科目を使用すると仕訳作業も多くなり 作業時間も長く 最初は便利でも 結局はデメリットしか残りません。

また 仮払金は 税務署に対しても良い印象を与えません 仮払金の多い会社や増えている会社は 経理処理がきちんと処理できない会社であると思われます 早く処理をしないと やがて不明なまま放置されます 何におカネを使ったかのかも原因も不明のままで もう仮払金でしか処理できないと云うケースも多くみられます

そのような会社は 税務署からすると 脱税でもしているのではないか? 経理ミスもあって過少申告で納税額が少ないのではないか?と疑われ 税務調査の対象になって 追加納税になったケースも多いとのこと

仮払金を多用すると 後々解明することも難しくなります 社長さんは自社の試算表や決算書の仮払金をチェックし仮払金の内容が何であるかをすべて確認し把握し また 自らも多用しないよう 肝に銘じなければなりません ついつい簡単で便利で 多用しがちな仮払金ですが 仮払金で処理することを最低限で行い 経理していことが 日々肝要となってきます。

会社は生き物 借入・決算(申告)対策は日頃から №033

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