本業を軸に考える

飲食や観光業等のコロナ直撃を受けた会社では 業種転換を図ることを考え 模索しているケースも多いと思います 色々と考えを巡らせながら試行錯誤していくのが 変革の難しいところになります 

発想の転換が必要だと お話される社長さんも多くいらっしゃいますが 転換も未経験事業でなく これまでの経験やノウハウが役に立つ事業でなければ 本末転倒になります

例えば 山を買って造成し墓地を分譲したり 産業廃棄物の収集場を建設すれば 大きく儲けられると その経験も無い レストランのオーナーが言った場合はどうでしょうか 発想はいいがと称賛される方もいると思いますが 私であれば そんなことを考えている場合ではないことを ズバリ讒言します

その理由は 専門外であり 自分主導では展開できないビジネスは成り立たないからです 資金調達や造成工事等何をとっても活躍できる場面がありません そんな他人頼みのビジネスが成功するんでしょうか 強みを活かすのが まずはビジネスの原点です

この未曽有の悪化した環境だからこそ 自分のビジネスの強味を活かさなければなりません そしてトライ&エラー「試行錯誤」を通していかなければ成功は得られないと 洋の東西を問わず成功された経営者は言っています 例えば民泊の事業者が 部屋をアロマスペースにしたり トレーニングジム風に変更したりと スペースを提供する強みを活かして 業種転換を図っています 経験やノウハウが活きない奇抜な発想は止めて まずは本業を軸に 強みを活かすことから 考えていくことが肝要であると思います。

借入・決算(申告)対策は日頃から №043

借入・決算(申告)対策は日頃から | 行政書士ヒューマンサポートオフィス (soudan-aite.net)

  

人は仕事を通して磨かれる

「教育はより多くの知識を与えはするものの 知恵を与えることは殆どない」とドラッカーは云っています 知識は学校や研修などを通して得られるもので 知恵は知識を現場に活用し 試行錯誤を通じて身に付けるものということです   知識を知恵に変換させ 自分を磨き成長させていくことに この言葉の秘められた仕事の奥深さを痛切に感じます。