厳しい時こそ顧客第一で

大阪商人の精神は 顧客第一と徹底したサービスだったと云われています 相手目線でモノを考え 節度ある判断基準を持ち 相手の利益を共に実現する姿勢が 会社や事業を永続させています 

「始末」帳簿の始まりと末は帳尻を合わす「才覚」ひらめき・創意工夫「算用」赤字は出さない・そろばん勘定 を徳目とし お互い損得なく 他者を助けることが出来る時はどんどん助け 助けてもらえる時はどんどん助けてもらう

こうした経営姿勢で 顧客との信頼を厚くし 経営基盤を拡充させてより強固にしています 大阪発祥の武田薬品・サントリー・ハウス食品・パナソニック等の老舗企業ほど 顧客第一の精神が色濃く残っていると云われています 社長さんは厳しい時こそ 顧客第一が肝要です 

上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)

高い授業料

経営が安定し、事がトントン拍子で運んでくると、心にも余裕が出るせいなのか他のことでもやって儲かってみようかと思い、つい本業とは何の関係もない事業に手を出すことはよく見聞きします。
案の定と云うか、予定通りと云うか、殆どは失敗してしまいます。少しの痛手なら高い授業料であったということで完結すればいいのですが、ギャンブルと同様に負けを取り戻そうと更に、深みに嵌って取返しのつかないことになる場合もあります。

老舗企業に共通する点として「本業一筋」で本業を極めるだけ極める「身の丈経営」身の丈にあった商売をする。見得を張らない、背伸びしないという、あくまで、会社の成長と存続する執念にこだわった経営だと云われます。

選ばれて残り続けることだけを追究していけば、高い授業料さえも払わなくてすむ、ということなんですね。