遺言書で想いを形に

3月は自殺対策強化月間です、人事異動、転勤、卒業と別れの季節ですが、そう云うことも相まってか自殺者の多い時期だそうです。
自殺とともに、遺書が多く残されるようです。家族のことを考えたり、自分の辛かったことを吐露したりと、死者の気持ちに寄り添えるのは最後に家族と触れ合える意思を残してくれたからではないでしょうか。

いつも遺言書について、発信しておりますが、遺書と遺言書の違いを書いてみます。
遺言書は、死後、法律上の効果を発生させる目的で、一定の方式、事項によって記載される文書。遺書は、死後に心情的な事柄、希望について書かれるもの、書いただけでは法的な効果は発生しない、遺言書にはなれない。

遺書のお手伝いは出来ませんが、遺言書のお手伝いは可能です。遺言書は縁起が悪いモノではありません。
家族に対する、最後の想いを法的に形にできる、いいモノです。
死後の家族へ想いを形にするのも、素敵なことではないでしょうか。