年間返済額を超える利益を目指す

利益は結果だからこだわらない 毎日一生懸命やるから気にしない等 利益についてはガッツリいかない社長さんは割と多いと思います 逆に目指さないといけないのか? と尋ねられることもよくあります その場合は 最低限 銀行への 年間返済額を超えることを 目標にして下さいとアドバスしています

損益計算書では 売上から始まり費用を引き 最後に法人税を引けば「税引後利益」が計上されます 借入利息は費用で計上されますので 年間返済額(借入元金の年間支払額)は「税引後利益」から支払われる計算になります ですので 「年間返済額<税引後利益」を 最低限確保しなければ 会社のおカネが減ることになります

つまり 年間返済額を超える税引後利益を確保した場合に その分 会社の使えるおカネが増えることになります そこを意識すると 過度な節税対策で 経費を増やしたり少額資産を購入したりすることは 手元のオカネを減らすので 会社の資金繰りには悪影響であることを 実感することができます

「利益は後からついてくる」との経営の名言もありますが まずは 会社の使えるおカネを増やす「年間返済額を超える税引後利益を目指す」ことが肝要になってくると思います。

会社は生き物 借入・決算(申告)対策は日頃から №034

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