社長からの借入は長期借入金で計上する

会社から 社長さんが個人的に借入をした場合は 経営の公私混同の問題であったり 会社の過去の銀行借入が資金使途違反になったりで 全額償還を求められる場合もあるので 社長さんの 会社からの個人的な借入を止めることをおススメしました

逆に 会社が社長さんから借入をする場合もありますが 社長さんも会社の資金繰がよくなった時に 回収しようということで 短期借入金で計上している会社が殆どですが まとまった金額 多額である場合には 短期借入金(1年以内に返済)で計上せず「長期借入金」で計上することをおススメしています

短期借入金で計上されている場合には 銀行の新規の借入審査では その融資をした資金が 社長さんに返済されることを加味しますので その分審査も厳しくなり おススメしていません 逆に 長期借入金の場合には 長期の社長借入金を「自己資本」に組み入れて判断する事がありますので 結果として会社の評価が良くなります

短期借入金・長期借入金 1文字違いの借入金ですが 銀行の印象も評価も劇的に変わります 今 会社へ貸付ている社長さんがいらっしゃれば 「長期借入金」での計上をおススメします。

借入・決算(申告)対策は日頃から №046

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