法人税対策で役員報酬アップは裏目

会社が支払う法人税を少なくするために 役員報酬を高くしようとする社長さんが多くいらっしゃり アドバイスを求められますが おススメしていません それは役員報酬に対する社長個人の所得税が大きくなるからです ただ 厚生年金も所得税に比例して多く受給されるから好都合との意見も多くみられますが 年金については受給年齢が遅くなることや 早くに亡くなられると「納付分」さえ受給できない場合も多く 先行きが不透明で対策の有効性が確認しずらいと思います

よくアドバイスするのは 所得税より法人税の税率の幅が大きく 結果的に節税に繋がるケースが多いので 法人税を節税対策せず しっかり利益分を納税し内部留保しておけば 内部留保された中から拠出される「退職功労金」や「死亡退職金」での税率は優遇されますので その時点で恩恵を受ける方がいいことをアドバイスしています

小手先の対策ではなく じっくりと先を見据えた対策を 普段から考えておくことが肝要です 

会社は生き物  借入・決算(申告)対策は日頃から №004

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