利益は出てるがおカネが減っている

「利益は出てるが 現金が増えずに 逆に減っている感じがする」とお話される社長さんがいらっしゃいます 何か矛盾している現象のようにも思えるようですが 実はよく耳にするお話です 利益も出たからと 何か大きな資産 (車両・什器備品・機械類)を買い替えたり 銀行借入の返済を増やす等 利益に見合わない規模で行うと 当然おカネは減っていきます

特に 上記のケースに該当しない場合は 会社の売上げが伸びている状態です 売上が伸びている場合は 自然に売掛金も増え それに伴い 仕入れも増えて商品在庫も多くなります 売掛金や商品在庫が増えるほど 会社の資金繰りはタイトになっていきますので 徐々におカネも減っていく兆候が見られます

その兆候が少しでも見られた時は 足りなくなるおカネを予測して 銀行借入で資金繰りの準備をしておくことが肝要です 放っておくと「黒字倒産」にもなりかねません この準備ができずに 苦労する社長さんも少なくありませんので気を付けましょう 会社は生き物と云われます 病気の兆候と同じように早期発見で早期治療をです。

会社は生き物 借入・決算(申告)対策は日頃から №015

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