せっぷくは要注意で

せっぷくは要注意でと たくさんの社長さんにアドバイスしています せっぷくは武士の「切複」ではなく 「せっ」は「接待交際費」ぷくは「福利厚生費」を指します この2つの勘定科目は あくまで 個人的(私費)に使ったにも関わらず 会社の経費として 忍び込ませる事が 頻繁に行われ 税務調査で否認され 追徴課税された結果 社長さん自身が 身銭を切ることが とても多い科目になっています     

「接待交際費」は取引先への贈答品や接待飲食代が主ですが 自宅用に購入したり 家族との飲食の場合が 含まれたりします また「福利厚生費」は従業員菓子代や残業食事代等ですが 自宅用茶菓子代や自分の食事代が 含まれたりと こちらも 公私混同しているケースが多くみられます                            

区分の仕方一つで 経費の額が いかようにも変わる「せっぷく」ですので 税務署の眼差しが 厳しくなるのは 当然です 税務調査等の結果 社長さん自身が「切腹」にならないように 普段から 細心に注意していく姿勢が肝要です。

こうすればもっと良くなる社長の経営№29                                 ヒューマンサポートオフィス所長ブログ | 行政書士ヒューマンサポートオフィス (soudan-aite.net) 

会社からの借入は避ける

金融機関から借入をする場合は 決算書を提出します その決算書が借入の際の審査には大きく影響を与えることは多くの社長さんが認識していると思います

多くの中小企業は 財務的にも経営者と一体であるとみなされます 会社と社長さん間での金銭の貸し借りも 借入の審査には大きな影響があります 

社長さんが会社から借入をすれば 会社で借入した資金についても資金使途違反や公私混同の問題にもなり 信用保証協会などは 全額返済しなければ 次の保証ができない場合もでてきます

会社は「社会の公器」と言われ まず そこで働く社員の人生を支援していくことが求められます その会社の株主であり社長と言っても そこから借入をすることは「公私混同」でしかありません 社長さんが会社から借入をすることは止めた方が賢明です まずは公器の代表であることを自らが戒めることが求められます そして「塊より始めよ」を自ら実践し続けていくことが大切になります。 

会社は生き物 借入・決算(申告)対策は日頃から №045

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