仕事は創造です

経営者でもビジネスマンでも、日常考えていることや思っていることや認識していることが、ふと言葉に現れます。
仕事については、特に顕著に現れます。「仕事をもらう」と聞くと何かやらされ感が強く消極的なイメージをうけます。
「仕事をとる」積極的になりますが、あくまでも既存のカテゴリーから多くを獲得するイメージです。
「仕事をつくる」これが一番だと、何となく共感できる方も多いのではないでしょうか。

ある建設業の社長さんと話しをしました。この話は建設業界のことでしょ?特にそう云うことでは無いのですが…。
会社を始めた時は「孫請」だから「下請」から仕事をもらう、そして、ちょっと大きくなったら「下請」になるから、今度は「元受」から仕事をとる。更に大きくなって「元受」になったら直接工事はせず、下請や孫請の仕事をつくると云った感じでしょ?

確かに、規模のメリットのイメージはそう云うふうになると思いますが「元受」でも仕事は国からもらったり、とったりでは?と質問したら、うぅ~ん、違う意味ですねと感じ入ってくれました。

仕事はもらうのではありません、仕事がくるのをじっと待ってたら、淘汰されるかもしれません。
仕事はとってくるものです。顧客のことを考え要望やニーズを把握し、これらを提案し対応力の良さでとってくるものです。
仕事はつくるものです。他社が気が付かないニーズをいち早く察して、そのサービスを形にして売り込んでいくのです。
世の中は大手企業でも中小企業でも、企画力が勝負の分かれ目です。仕事は創造していくものです。

どの業界にいても、それぞれのブルーオシャン、レッドオーシャンがあります。そこでナンバーワンにならなくともオンリーワンで厳しい競争を勝ち進む企業もあります。まずはあなたの会社の立ち位置を理解することが重要です。その立ち位置からどんな創造をしていくのか、考えていく必要があります。
あくまでも仕事は創造するものです。