社長は事業を定義する

「経営者は事業を考察して 明確に定義しなければならない 定義せずは 事業が運任せに陥っていることを現す」とドラッカーは云っています  例えば「かつら店」の場合 ファッション用のかつらであるのか 医療用のかつらであるのか 定義することでマーケティングは180度変わってきます         ファッション用のかつらであれば 抜毛が気になる方へボリュームを増加させたり 彩り鮮やかなウイッグで おしゃれを際立たせる役割も担います シーンに合わせて いくつか持ってもらえるようなセールスが可能になります                                   また 医療用のかつらであれば がん治療等の患者さんへの対応で 徐々に抜け始める頭髪を 他人にはさらしたくない 違和感を持たれたくない等の声を 医療機関と連携して 患者さんの頭髪の変化や気持ちの変化をサポートし 治療と前向きに向かってもらえる 商品のセッティングが可能になります

このように 自社の事業の目的を定義すれば 対象の顧客を絞った 効果的なセールスが可能になります そして 明確なマーケティング戦略を設定し易くなります 社長が事業を定義をすることこそが 商売の要になります  

上原輝夫(行政書士ヒューマンサポートオフィス) : プロフィール [マイベストプロ沖縄] (mbp-japan.com)