売上でなく利益を目標にする

「売上を追求すれば利益も付いてくる」と言う社長さんが多くいらっしゃいます 従業員との目標設定も共有でき易いため 採用していると思われます 好景気の場合は特に問題になりませんが コロナ禍のような未曾有の経済状態では売上目標で経営はできません

利益を目標にした方が機動的になることから 結果が良くなるケースが多くなります 売上を目標にしていると 売上が下がってくると 何とか目標を達成しようと 薄利な商売になったり 接待が多くなったりと 経費を浪費したり原価意識が弱くなります 売上があがっても利益が下がったということが常態化される会社も多くあります

売上でなく 利益を目標にすれば 原価意識も強くなり 自然と経費を機能的に使い どのような売上構成するかを熟慮したり 安売りでなく高売りを考える指向になります 商品によって差別化したり 顧客ターゲットを変えたりと 売り方も工夫されるようになります 

この未曽有の コロナ禍をきっかけに 売上目標から利益目標に変更する会社が多くなりました 自然界の動物を模して「会社は生き物」と唱えたアンドリューカーネギーは言っています「強い者が残ったのではなく 環境に対応した者が残った」と このコロナ禍そしてアフターコロナに適応する術を考え 実践し試行錯誤していくことこそが大切になっていくようです。

会社は生き物 借入・決算(申告)対策は日頃から №044

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