見守り安心コラム

連続赤字でも改善できない理由

上場会社では連続赤字の決算となった場合 社長自ら引責辞任をしたり 株主総会から社長交代の要求をうけたりで 新しい社長が就任します リストラや経費削減等を実施し否が応でも まず赤字脱却を図る改善から着手します

中小企業の社長さんの場合は 連続赤字でもまずそんな事はありませんので 引続き会社のかじ取りを行います 新しく就任する社長のように赤字脱却は至上命題ではありません ですので これまでの社長さんの方針を 180度転換することは難しいことから 改善は進んでいかないのが実態です 

中には 俺の会社だから俺が決める よそから指示は受けないと 銀行に抗議する社長さんも多くいらっしゃいます売上をあげる事が一番大切で その為なら経費は惜しまないと云う社風でやってきているのに 今更 経費削減とは社長さんも言い難いと思いますので 企業コンサルの立場から アドバイスをしても改善が進まない場合が殆どです

ただ 連続赤字を計上しても 改善が見られない場合は 銀行からの借入も難しくなってきます 社長さんが自らを律し考え方や行動を変えなければ 改善は図れません  社長さんの頑張りどころです 大企業の社長より中小企業の社長の力量のほうが 会社の命運を握っています いばらの道ですが まずは「隗より始めよ」です。

こうすればもっと良くなる社長の経営№6                                 ヒューマンサポートオフィス所長ブログ | 行政書士ヒューマンサポートオフィス (soudan-aite.net)