見守り安心コラム

言行一致

「口にしたこと」と「それを実行すること」を一致させるのは難しいことです 人を率いる立場のリーダーは「公言する信念と その行動は一致しなければならない 少なくても矛盾してはならない」とドラッカーは云っています 部下が「リーダーの言うことに何でも同意できる」ではなく「リーダーの言うことが真意である」と皆が同意でき 信じられ 行動できることで「言葉」と「行動」は一致していきます。

目標は大きく遠大に

ドラッカーは「ビジネスは小さく始めろ」と云っていますが ずっと小さいままでいいと云う ことではありません スタートは小さくとも「最初からトップを狙え」と云うのがドラッカーのアドバイスです どこまで成長できるかは掲げる目標の大きさによって変わってきます トップを狙って2位になることはありますが 2位を狙って1位になることはありません 「目標は大きく遠大に」です。

小さく始めて大きくする

何かを変えようとする時 「大胆」に変えようとする人がいますが 全て「小規模」にテストする必要があるとドラッカーは云っています アイデアがあれば小さくたくさんテストする 大きくテストすれば これだけお金や時間をかけたのだからと慎重になり 停滞を招くことにもなります 小さく始めれば 問題にも気が付き こうすればもっと良くなると気が付き 飛躍にヒントになります 「小さく始めて大きくする」が成功への鍵になります。

未来への投資を

Googleでは仕事の「20%ルール」があり エンジニアはどんなことでも構わないので 自分が熱意のある事 試してみたい事のアイデアの為に就業時間の20%を使って使っていいという仕組みです ドラッカーも「予算には2つの予算が必要で 一つが現在のための予算 もう一つが未来のための予算である 未来への投資を怠るな」と云っています 今を生きるのが精一杯な人や企業が殆どですが 望む未来を築くためには 未来のために少しでも時間やお金を使うことが必要です

ユーザーの声が製品を育てる

「全く新しい製品について 市場調査をすることはできない」とドラッカーは云っています それなので大衆の声を無視してもいいかというと そうではありません 松下幸之助は「大衆は作家ではなく批評家である」と云い 新しい製品について 良いか悪いかの判断にとどまらず メーカーが予期していなかった「製品の使い方について」も教えてくれることもあると云っています 製品化を行うにあったては ユーザー(大衆)の声をしっかると踏まえ ユーザーの役に立ってもらうと云う 強い信念のもと製品をプロデュースすることが大切です。