見守り安心コラム

迷ったら顧客に聞け

ドラッカーは云っています 「外部からの情報を得るには自らが顧客となって接してみること 外部の顧客目線と製品やサービスが 内部から提供するセールスとマッチするかを肌で体感する覚悟が無ければ 有益な情報は入ってこない」また 「医者として成長するには 自らが患者となって2週間程入院し接してみるとよく分かる」とも云っています 「迷ったら顧客に聞け」は製品やサービスを考えるうえでは「真髄」であると痛感します。

現場を見て把握する

「人の書いた報告書は いかに優れていようとも いかに立派な理論を駆使していようと 直接出かけて自分で観察することには敵わない」 とドラッカーは云っています 現場を見ることは 現実を知ることであり 報道や報告に踊らされることなく「何が正しいか」を判断する能力を磨くことにもなります。

考えるのは行動するため

企業が成長し続けるには 定期に事業を見直し改善することが必要であるとドラッカーは提言しています 「我々の事業は何か 何になるのか 何であるべきか」を定期に考え目標を再設定し 行動をする 目標を再設定するのは 知識を得るためでなく行動するためである」100の説法より 1つの実行と云う言い方もあります ビジネスに必要なことは考えることだけではなく 実行も伴うことが肝要です。

捨てて未来を展する

「昨日を捨てることなくして 明日をつくることはできない」とドラッカーは云っています 企業にはたくさんのサービスや製品があります その中には既に役目を終えたり 利益を生まずコストばかりがかかるものがあります これらを体系的に捨てて前に進むことが肝要です「優れた人材が昨日に縛り付けられていたのでは 彼らに活躍をさせる事はできない」成長には過去との決別が不可欠なのです。

変化を脅威でなく機会に

成果は機会から生まれます 組織の内と外に変化を見つけて機会として それを使えるかどうかを考えていくことが 組織の成長には必要であるとドラッカーは云っています 変化は何もしなければ「脅威」となりますが 変化を自ら迎え撃ち自ら変わろうとすれば 大きな機会となります 成果をあげる為には変化を日常として 変わり続けることが何より大切です。