見守り安心コラム

大切な事以外はNOで

仕事はムダな「動き」と 成果につながる「働き」を区別してムダを省き働きへと変えていくことが重要です 今のやり方をそのままにして 成果につなげることは不可能です ドラッカーは云っています「自ら現実の状況を変える為の行動をとらない限り 日常業務に追われ続ける」 大切なこと以外「NO」と言うことが求められます。

計画は完結することが肝要

ドラッカーは「計画は紙の上で消える 良き意図の表明で終わる 実行されることは稀である」と云っています 計画で大切なことは計画の緻密さでなく やり遂げることです 計画好きの「撤退屋」が何かを成し遂げることはありません 成果を上げるのは 一旦取り掛かった以上 失敗しても最後までやり切って結果を見届けることのできる人 であるとも云っています。

「ムダ」に目を向ける

ドラッカーは「我々が行っていることの中で 廃止しても困らないものが如何に多いか 驚くほどである」と云っています 「仕事」と思ってやっていることの中には沢山の「ムダ」があり やめても誰も困らないものが相当数あります  身の周りのムダに目を向け ムダを省き「捨てる」ことを実行してみては如何でしょうか 思いかけないほどの時間と余裕が生まれると思います。

時間は資源

「成果をあげる者は 時間が成約的要因であることを知っている」とドラッカーは云います 誰一人として その時間を増やすことも減らすこともできません 誰からも時間を借りることもできません 「時間」は何かを成し遂げた人のとって 最大の制約条件になります 成果をあげるには まず「時間を制する」ことが最も大切なこととなります まずは 自分の日々の時間の使い方について分析することから 始めてはいかがでしょうか。

アイディアに敬意を

ドラッカーは「アイディアは1000のうち1つか2つしか育たない 蛙の卵のようなものである」と云っています そこから何かヒントはないかと考え 小さなアイディアを繋ぎ合わせておおきなアイディにする そんな風土や風習があってからこそ「凄いアイディア」に育つ だから たくさんアイディアを出していくことが重要で そのアイディアの一つ一つを評価しても意味はない まずはアイディアに敬意を表することから 始めまてみましょう。

一点集中

優先事項を決めたにも関わらず 他の仕事も少しずつやってしまい 結局 何も完遂しなかった経験はありませんか では そうならない為に どうすればいいのか ドラッカーは云っています 「やるべき事が多すぎる時は 片っ端から手を付けるのではなく 一つの時間には 一つの仕事にだけ集中すること 他の仕事は一旦遠ざけて 持てる時間と能力を一点に集中します そうやって 一つの仕事が終わったら 次の仕事に移りそこでも 一点集中する  時間と労力と資源を集中すれば 結果的にやれる仕事の数や 種類も多くなります。        

想定外も織り込んだ計画を‼

ドラッカーは 計画無くしては全ては成り行き任せになる 又 計画をしても途中で進捗を確認しなければ 大事なものか そうでないかも わからなくなると云い 計画の重要性を説き 想定外をも含めた 綿密な計画が事業成否の鍵を握るとしています そして 臨機応変な対応を取れるように 計画の奴隷にならないことも 経営者の責務であるとしています 計画は綿密さに加え予見を超える事象も含めてこそ 精緻なモノになっていきます。 

会議は例外‼

会議が労働時間の25%を占めている場合を ドラッカーは「会議過多症」とになっていると云っています 座っている場合は立って行うとか 課題があれば集まれる人で話合えばいいし 進行係は全員に発言させ 終了後は内容をまとめ 何をいつまで 誰がやるを公示するのも 会議に時間をかけない秘訣です 会議をするのが当たり前でなく 「例外」である方が 望ましい会社運営です。

優先順位を意識して‼

ドラッカーによれば 重要で緊急性もあり「今すぐやるべき」なのに「難しそう」「時間がかかりそう」で後回しにされてしまう傾向が 多くみられるようです 大切なのは「優先順位」を決めたら直ぐやる やるべきことは先延ばしせず 「難しそう」でも逃れないことが大切です 成果をあげる重要なことは 途中で止めず 流れを続けさせることが必要です。

 

立秋

暦の上では 24節季の立秋とのこと この日から立冬までが秋になり「残暑」の頃になるそうです 暑中見舞いから残暑見舞いに代わっていく日でもあります 沖縄は旧暦での行事習慣で 旧暦では6月18日です 昨日の最高気温も34℃でこれからが夏本番です いつもと違いコロナ禍ですから 暑さ対策とコロナ対策で乗り切っていきましょう。